118Og[294]

原子番号 118 · 貴ガス

オガネソン Og

別名: Oganesson

オガネソンは知られている中で最も重く、原子番号が最も大きい元素で、周期表の第7周期を締めくくっています。18族貴ガスの最下段に位置しています。これまでに検出された原子はわずか5個ほどで、どれも1ミリ秒も生き延びませんでした。

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主な性質

原子番号118
原子量[294] (安定同位体がないため、代表的な同位体の質量数を角かっこで表示)
分類貴ガス
18
周期7
ブロックp
状態(25 °C・1 atm)気体 (予測値)
融点
沸点
密度
電気陰性度(ポーリング)
原子半径(ファンデルワールス)
第一イオン化エネルギー
電子親和力
酸化数+6, +4, +2, +1, 0, -1
発見2006

電子配置

簡略表記
[Rn]7s2 7p6 5f14 6d10
完全表記
1s2 2s2 2p6 3s2 3p6 3d10 4s2 4p6 4d10 4f14 5s2 5p6 5d10 5f14 6s2 6p6 6d10 7s2 7p6
電子殻ごとの電子数
2 · 8 · 18 · 32 · 32 · 18 · 8

軌道図(ボックス図)

1s2↑↓
2s2↑↓
2p6↑↓↑↓↑↓
3s2↑↓
3p6↑↓↑↓↑↓
3d10↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
4s2↑↓
4p6↑↓↑↓↑↓
4d10↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
4f14↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
5s2↑↓
5p6↑↓↑↓↑↓
5d10↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
5f14↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
6s2↑↓
6p6↑↓↑↓↑↓
6d10↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
7s2↑↓
7p6↑↓↑↓↑↓

一部の超重元素(104番以降)の電子配置は理論上の予測です。

周期表での位置

発見の歴史

1999年、バークレーのチームが118番元素の発見を発表しましたが、ほかの研究所は再現できず、2002年に公表された調査で、一人の研究者がデータを捏造していたことが判明しました。主張は撤回されました。

本当の最初の観測は 2002年、ドゥブナの合同原子核研究所で行われました。ユーリ・オガネシアン率いるドゥブナ・リバモアのチームは、カリホルニウム249の標的にカルシウム48のイオンを当てました。2005年の追加実験と合わせて、オガネソン294の原子を3〜4個特定し、2006年10月 に結果を発表しました。IUPACは 2015年12月 に発見を認め、2016年11月28日 に名前が承認されました。

名前の由来

この元素は、最も重い元素の合成を率いたアルメニア系ロシア人の原子核物理学者 ユーリ・オガネシアン をたたえています。シーボーギウムに次いで、存命中の人物にちなんで名づけられた2番目の元素です。貴ガス(ネオン neon、アルゴン argon、クリプトン krypton、キセノン xenon、ラドン radon)のパターンに従い、語尾は -on です。元素記号は Og です。

主な用途

  • 基礎研究: 科学以外での用途はありません。
  • 周期表の果て: 18族に属していますが、相対論的効果によって、ほかの貴ガスと違い室温で気体ではなく固体になり、目立った反応性を持つと予測されています。周期表の規則性がどこまで成り立つのかを試す存在です。
  • 119番以降の元素を目指す実験がいくつかの国で進められており、成功すれば第8周期が開かれます(日本の理研もその一つです)。

同位体

安定同位体はありません。知られている唯一の同位体は オガネソン294 で、半減期は約0.7ミリ秒です。アルファ崩壊してリバモリウム290になります。

身近なところで

自然界には存在しません。加速器で一度に数個の原子がつくられるだけで、ほぼすぐに崩壊してしまうため、日常生活や健康とは無関係です。

豆知識

  • オガネソンは、知られているすべての元素の中で原子番号と原子量が最も大きい元素です。
  • これまでに検出された原子はわずか5個ほどです。
  • 存命中の人物にちなんで名づけられた2番目の元素です。

同じ族 (18)

データの出典 · 性質: PubChem Periodic Table(米国 NIH/NLM 公開データ)・原子量: CIAAW 2024 簡略標準原子量・名称: Wikidata(CC0)、韓国語名は大韓化学会の表記に準拠。2026-09-23 取得。